「あすか、おねえちゃんみたいにスキーうまくなりたいの!」
今シーズン二回目の白馬、8歳の姪、あすかとわたし(通称:おねえちゃん)ふたりきりで行ったときのこと。
スキー場での彼女の思いがけないことば…完全に殺られた!ほんとにほんとに目の前にいるおねえちゃんを見てそうおもってくれたんだ、素直な気持ちが伝わってきて。スキー歴は10年を越えてきても未だうまくないし教えるのもよくできないけど、とってもうれしかった。
「そろそろ時間だけどもう一本滑る?どうする?」
「もう一本滑りたい」
「いいよ〜。その分、帰り支度早くしようね」
「じゃあいい〜。だってあすか支度早くできるかわからないから(半ベソ声)」
「え〜滑ろうよ。早くできる、って決めるんだよ。じゃあもう一本行くよ〜」
わたしだって実は支度が遅い方。でもできる、って自分にいい聞かせながら。あ、もしかしてこのことばって、いっつもミラクル結実子さんに言われてない?ってふと思い出しながら
最初は自分で持てなかったスキー板とストックも、後半には「自分で運ぶ 」と言いだして持ちはじめた。けれど、そのあと持ったままゴンドラ降り場の階段下ろうとしたら転んでしまった。わーっと泣いて、その場ではわたしがまたふたり分の板を持って、どうなるかなとおもっていたら、最後はまた自分ひとりで一式抱えて、すっきりした顔でスキー場をあとにした。めでたし、めでたし。
むかしあるとき、自分にある呪いをかけたような気がする。こんなにダメダメなわたしが家族をもったりこどもを育てたりはできないんじゃないかって。全くもって子育ていいとこ取りだけど、今こんな風に家族がいてこどもの成長ぶりを間近に見れて、そして自分自身の成長もちょっとだけ感じさせてもらえるのもありがたいな。
(写真はこども入りなのでNGで^^;)
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